リスク管理

先日、車で右折をしている時のことです。

右側の横断歩道に、若者が数名。その中の一人が、こちらを見ながら意図的にゆっくり歩いていました。(明らかに私の車を足止めして楽しんでいる模様)私自身は全然急いでなかったので、そこの行為自体にイライラしなかったのですが、逆にその若者が哀れに見えてきました。

来年度も大学の講師を依頼されたので、そのネタに使えると思いメモ的・・・・。

若者の行為をリスク分析してみました。

若者の行為のプロフィット:

  1. いやがらせをしてすっきりする。

若者の行為のリスク:

  1. 仲間から遅れて、駆け足をする。
  2. 私が怒ってひき逃げされる。
  3. 私が実は○力団関係者で、後でボコボコにされる。
  4. 私が実は○力団関係者で、広島湾に沈む。
  5. 私が有名企業の人事部門の人間で、面接に来た時に落とされる。
  6. 私が有名企業の部長で、配属されたときに冷や飯を食わせる。
  7. 将来、仕事関係で私がお客になり、契約が取れない。
  8. 将来、事故などで利害関係者になり不利な証言をされる。

というあたりでしょうか?

リスク分析では、各項目に発生した時の金額を見積ります。

プロフィット

  1. まぁ50円くらいですかね。私ならいやな気分になるんでマイナスですが。

リスク

  1. ―50円
  2. 痛い思いをするが、賠償金を取れるので±0円
  3. 多分訴えても無駄になるので、-5万円(痛みの値段)
  4. 死んでしまったら遺失利益として、-1億円(1億の価値があるかどうか?)
  5. 1ランク下の企業に就職できたとして、-1千万円
  6. 配属期間にもよりますが、3年、1年10万(気分的マイナス) -30万円
  7. 契約を取れないだけなら微々たるものですが、関係が悪くなれば降格もありとして―100万円
  8. 運転免許取り消しになるとして、-30万円

次に、各象限の発生確率を出します。

プロフィット:100%

リスク:簡単にするため、1を100%、その他をそれぞれ1%とします。

50円-(50+500+100万+10万+3000+1万+3000)=-111万6500円

と言うことで、この行為はリスクが高すぎて実行すべきではないということになります。

 

 

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